(Sponsored Links)
リゾートアイランドとして既に圧倒的な知名度と人気を誇るハワイですが、ダイビングエリアとしてもぜひ訪れたい海です。
しかし、メジャーな観光地でありながら、ダイビングについて紹介しているメディアは現地ショップのWEBくらいで、あまり情報が入ってくることが無いかもしれません。
そこで、ここではダイビングエリアとしてのハワイの魅力をお伝えしていきます。
海の魅力
ハワイの海の魅力は言わずと知れたそのトロピカルさにあります。抜群の透明度に加え、色鮮やかな魚たち、というのは国内の南の島と同じなのですが、ハワイ諸島は大陸から遠く離れていることから固有種が多く、ベテランでも初めて見るような魚が多いはず。
ハワイ諸島のうち、ダイビング&海外旅行の初心者の方がストレスなく潜れるのは、オアフ島、ハワイ島、マウイ島辺り。カウアイ島などその他の島も、ビーチリゾーターからは人気がありますが、ダイビングに関しては情報を集めにくく、ホテルのアクティビティデスクで申し込むくらいになるでしょう。なお、基本的にダイビングをする島にステイすることになります。
オアフ島
日本人を含め観光客が多く、経済的にもハワイの中心地なので、日本人経営のダイビングショップも最も多く、予約の段階はもちろん、当日も安心してダイビングに参加できます。
オアフ島は、日本人がこよなく愛する THE ハワイ と言った雰囲気の島ですが、海に出てしまえばその喧騒は全くと言っていいほど無く、美しい海を堪能できます。
到着日の午後からのダイビングなどにも柔軟に対応してくれるショップがほとんどなのが有難いですね。
ハワイ島
ハワイ諸島の中で最も大きく、ビッグアイランドと呼ばれているハワイ島。そして最も自然が残り、のどかな雰囲気を持った島かもしれません。
海の中もスケールが大きく、オアフ島と比べるとより手つかずな環境でダイビングを楽しめます。
そして、世界的にも有名なのがマンタナイト。ナイトダイビングという珍しいスタイルで、高確率でマンタを見ることが出来ます。
マウイ島
上の2島と比べると、日本人ダイバーからの認知度は低いのですが、モロキニ島やラナイ島など人気のエリアへトリップして潜ることが出来るのがマウイのショップの強み。
ショップによっては外国人ダイバーと一緒になることも多いため、海外旅行慣れしていてコミュニケーションを楽しみたい人にとっては魅力的ですね。
また、ハワイはオアフ島を中心に講習にも積極的に力を入れているエリアです。特にプロレベルの育成は世界的に見ても評価が高く、毎年たくさんのインストラクターが誕生しています。
海外エリアの中でも、リピートしやすい土地柄であることがその理由かもしれませんね。日本国内でも、ハワイでインストラクターになったというガイドさんが多く活躍されています。
ダイビングの難易度
ダイバーの比率
初心者60% 中級者30% 上級者10%
ハワイを訪れるダイバーは、体験ダイビング参加者をはじめ比較的ライトな層が多いこともあり、初心者の方でも潜りやすいポイントが中心になっています。
係留ブイが設置されているポイントも多く、潜降ロープを使っての潜降・浮上が出来るため、自分のペースでダイビングが可能です。
メジャーな海外旅行エリアという事もあり、たいていのショップに日本人ガイドがいる点も心強いですね。
関連記事:ダイビングスキル上達法-潜降①足の付く場所やロープを使っての潜降-
代表的なダイビングポイント

マンタ・コーブ(ハワイ島)
世界的にも貴重なナイトダイビングでのマンタポイント。水中ライトの光に集まるプランクトンを捕食するため、マンタたちが集まってきます。
リゾートの灯りに照らされた海面にマンタが集まっているところが発見されたのがそもそもの始まりだったとか。
ナイトダイビングと言う状況で、多い時には40枚のマンタを間近で見ることが出来ます。捕食中のマンタは本能に忠実に泳ぎ回るので、ダイバー側がマンタを避けてあげるなどの配慮が必要です。
関連記事:
見られる生物

ハワイと言えばシンボル的な存在となっているのがウミガメです。ハワイのウミガメ保護に対する姿勢はとてもシビアで、触ることはもちろん、ストレスを与えたりすることも厳禁です。
地元ダイバーたちの努力によって、ハワイのウミガメたちは自然のままの姿を保っていて、人を必要以上に恐れるような所があまりありません。
ダイビング中はゆっくり眺めたり、写真を撮ってウミガメに存分に癒されて下さい。
その他、ハワイには固有種も多く、ミレットシードバタフライフィッシュ、マルチバンドバタフライフィッシュなどがその代表。
マンタやジンベイザメなどの大物も見られ、またハワイはイルカ(通年)やザトウクジラ(冬)が見られることでも有名です。
陸上の楽しみ方
日本では、海外旅行先として圧倒的な人気を誇るハワイですので、ダイビング以外のアクティビティはとても充実しています。
むしろ、ダイビングだけでハワイを去るのはもったいない気すらしますね。陸上観光のために1日はフリーの時間を確保することをおすすめします。
オアフ島滞在であれば、ショッピングやグルメ探究は外せませんし、マウイ島やハワイ島の滞在であれば、沖縄の離島のように、静かなビーチでのんびりしたりローカルな食事を楽しむのもいいでしょう。
宿泊するホテルのグレードを奮発して、優雅にリゾートライフを楽しむというのも、ハワイの楽しみ方の一つですね。
せっかくなら、レンタカーを借りてより広く、より自由にハワイを満喫するのもおすすめです。
海外で車を借りたり、乗ることに不安がある方もいらっしゃると思いますが、緊張して周りに注意しながら走るので、かえって安全とも言えます。
おすすめのお食事
マラサダ
最近にわかに熱い、ハワイのB級スイーツがマラサダです。
マラサダとは、ドーナツのような見た目をした、ふんわり&もっちりの揚げパンにグラニュー糖をまぶしたもの。中にはカスタードやチョコレートが入っています。
日本でもこじゃれた感じで扱う店が出てきていますが、本場ハワイで、B級グルメらしく気取らず食べるのもおすすめですよ。
なお今でこそハワイで定番化していますが、元々のオリジナルはポルトガルだそうです。
ハワイの気温・水温・スーツの目安
気温の目安 | 水温の目安 | スーツの目安 | |
---|---|---|---|
12-2月 | 19-28℃ | 24-25℃ | フルスーツ5mm |
3-5月 | 20-29℃ | 25-26℃ | フルスーツ5mm |
6-8月 | 25-31℃ | 27-28℃ | フルスーツ3or5mm |
9-11月 | 22-30℃ | 26-27℃ | フルスーツ3or5mm |
アクセス
2014年現在、ハワイのホノルル国際空港へは、成田・羽田・中部・関空・福岡・仙台から直行便が出ています。
ジェット気流の影響があり、往路は7時間程度、復路は8時間程度のフライトとなります。ほとんどの場合が夜に日本を出発し、ハワイには現地時間の朝に到着します。
また、ハワイ島、マウイ島などへは、ホノルルで乗継が必要です。
基本データ
国名 | アメリカ合衆国 | ハワイ州・州都ホノルル | ||
言語 | ハワイ語・英語 | 現地人は日本語を離せない事が多いが、主要ホテルやダイビングショップには日本人がいる事がほとんど。 | ||
通貨 | USドル | ホノルルでは手数料がかかるが両替可。ハワイ島やマウイ島は両替所無し。 | ||
ビザ・パスポート | 滞在が90日以内ならばビザは不要 | ※渡航72時間前までにESTAの申請が義務 | ||
時差 | 日本が19時間先行 | 例)日本:4/20 15:00 ハワイ:4/19 21:00 | ||
気候 | 常夏だが若干の季節変化も。夏と冬の気温差は5℃ほど。 強いて言うなら4-9月の乾期が過ごしやすい。 | |||
水 | 水道水が飲めるが、ミネラルウォーターを飲む人も多い。 | |||
電源・電圧 | 120V/60Hz プラグは日本と同じ。日本製品も使えるが、念のため電圧許容範囲を確認すること。 |